造っておられるのは小刀のようです、さすがに鉋を火造るのは難しく、片刃で非対称の小刀がもっとも鍛冶屋の入門用、体験用には適しています。
炉の温度は鍛冶屋さんが管理していますので、鋼を鍛える温度に丁度なっています、この方はやった事があるようである程度自分でやっておられました。
指導しているのは与板の大工道具を作る鍛冶屋さんです、適時支持を出したり手を貸したりしてくれます。「鉄は熱いうちに打て」 その通りで温度が下がっていくと鉄は硬くなり、叩いてもなかなか思うような形になってくれません
又、柔らかくすると形作るのは楽なのですが、鋼の組織がだめになります。
炉から出したら、手際よく、そして迷い無く的確に打たなければなりません。
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