立鉋（台直し鉋）の定規

立鉋（台直し鉋）定規を使って削っていけないところまで鉋が移動しないようにしましょう、定規があれば安心。

削ろう会タイプ立鉋は別として、一般的な品は刃口付近の大事な部分は立鉋（台直し鉋）の台が被って実際ににどこを削っているのか見えず、台頭側から包みの部分を削る時、完成させた刃口を再度削ってしまったりします。

鉋の使用中の調整では刃先を戻さずに包みを削ると、刃先同士が当たり両方を研ぎ直さなくてはなりません。
又、同じように台尻側を削る時も同じ事が起こります。

定規

• 定規の材質は硬い木や合板などで良いでしょう。
• 押さえやすいように片方に引っ掛かりの木片を取り付けて直す鉋と固定しやすくなります。
• 定規は直角を見ながら制作してください。台直鉋の刃口と平行になるように。

定規の使い方

下記掲載画像のように立鉋（台直し鉋）定規を左手で固定して削ると定規に鉋が当たるとそれ以上削ることができなくなり、削り過ぎないようにと気を使わずに、今削っている部分に集中して作業に集中できます。

定規と立鉋（台直し鉋）を横から見る

• 定規が当たった時横から見ると下記画像のようになります。
• 赤い矢印の間が削れる範囲です。
• 手で押さえた定規に鉋側面が当たってそれ以上左側には移動できません。それ以上左側には削ってはならない刃先と、刃口があります。

大工道具の曼陀羅屋について

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• 店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
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