芳楽作の健介鉋の鋼と鍛えを自由各面鉋に取り入れた品、耐久力があり長切れする作り。自由角面取鉋で45度の決まった角度に削れます。ネジにより自由に巾を変えられ決まった大きさの面まで削ったらそれ以上削れない独特な構造の鉋になっています。
この鉋を使い決まった大きさの面に仕上げる時は、端材で削ってみて、仕上がりの面の大きさになるように調整ネジで大きさを調整しておきます、最初は自由角面取り鉋を使わずに、普通の鉋である程度まではフリーハンドで面を削り減らします。
仕上がりの面の大きさに近くなったら、この自由角面取り鉋に変えて削れなくなるまで削りますと、最初に設定した面の大きさで仕上がります。最初からこの鉋を使ったのでは削る回数が多いので効率が悪くなります。私は白木仕上げの場合、最後に自由角面取鉋で仕上げ削りして艶を上げます。
健介自由角面取鉋の販売価格
健介に使われている欧州青鋼(スウェーデン製の特殊鋼)は私が使ってみても長切れする品で削る量の多い自由各面に最適。
45度に凹んだ部分に真鍮が見えています、鉋下端は磨耗し難い全面真鍮貼り仕上げで側面のねじを使って面の大きさを広げます。
精度の高い台の作り、がたつきの無いきっちりとした鉋台の作りです。日立金属安来鋼青紙1号の鋼を使用しています。
使用の時合わせてお使い下さい。
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