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鑿の研ぎ方

このページでは基本的な研ぎ方や応用編など、最適な方法や上手くなる方法を曼陀羅屋の店主が説明しています。研ぎは鋭い刃先を形成する事ですが、いくらよく研いだ鑿でも使い方が悪ければ欠けます、特に欠ける理由で多いのが刃先角度が低い事。と、抜く時に前後にゆする事です。

鋭く刃が使いないのは、中研ぎでの力の入れ過ぎで、返りが多く出る事。

研ぎで時間がかかるのが、無駄に砥石の種類を多く使う事と、丸刃になる事。

研ぎ方

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底さらいのみの研ぎ方

鑿の中でも一番変形した形になると思います。鋭さは必要ありませんがコツがあります。この場合、合理的に考えて研ぎ方を考えましょう。

コテ鑿の研ぎ方

鑿の形状の中で軸の部分が邪魔になるのがこの形です、軸がtぴしにあたる部分がありますので、この部分を低い位置に逃がしす研ぎ方にします。

浅くなった刃先の直し方

質問と回答

研ぐ時の持ち方

質問

みなさんは鑿砥ぎの時、どのように持っていますか?私は柄の所を右手で持ち、左手で刃を握るように持って研いでいるのですが、先日、応援にこられた大工さんの研ぎ方を見て、「こんな研ぎ方もあるんだ」と勉強になりました。その方は、右手は同じようにもたれているのですが、左手は人差し指と中指の先で刃先を押えて砥いでいらっしゃいました、皆さんはどのように砥いでいますか?

回答

こんにちは見習大工さん、私の研ぎ方も左手は人差し指と中指の先で刃先を押えて研ぐやりかたです。私の場合は木工ですので、比較的短い物が多く右手も刃に近いところを持っています。左手で刃を握るように持って研ぐ場合は、強く押さえられ、研削も早いと思います。押さえが強い分返りが厚く、仕上げの研磨に少し時間がかかります、そのため先だけを研磨する二段研ぎをする方もおられます。刃の幅が狭いサイズの鑿などは後者の研ぎ方が良いかと思いますが好みのスタイルもあると思いますよ 


鑿研ぎを上手くなるコツ

質問

鑿を研ぐとどうしても丸刃になってしまうのですが、どういったことを意識すれば上手く研げるようになるでしょうか?砥石は手柴さんのやり方を真似て、GC砥石やアトマを使い平面維持には気をつけています。鉋よりも砥石に接する面積が少ない分安定しないからだとは思うのですが・・・。

回答

まず気をつける事は研ぐ時のストロークで刃の幅の三倍がストロークと言います。3ミリの鑿ならストロークは1cm。ただ、30ミリの鑿で9cmはちょっとストローク長いかなと思います。そして砥石全面で研ぐように少しづつ砥石面の場所をずらして研ぐのです。
私も鑿の研ぎは上手い方ではありませんが、平面に研げるようにシノギ側はシャプトンの黒幕#1000など硬めの砥石を使うと崩れにくく上手くなる一つのコツとなります。硬く研磨力が強研ぐ時間が短くて済みシノギ面が崩れにくいのです。崩れた面は、研ぐ毎に少しづつ直しましょう。
又、しのぎ面の刃先とシノギの終わりの中間部分にグラインダーで丸くなった部分を透き取るのも一つの手ですその時は鑿の温度が上がらないように注意します。。少しづつで良いので直していきましょう、あとは経験だと思います。

大工道具の曼陀羅屋について

店主は建具職人歴12年修行し独立して 無垢の家具製作と大工道具の販売の 二足のワラジを履いて25年以上になります。 長崎県佐世保市に実店舗を構え、ご来店の際には商品を手に取ってお買い求めできるようにしております。

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