古来から名倉は天然砥石と組み合わせて刃物を研ぐ場合、早さ、切れ味、傷消しなどの用途に有効で重宝されています、時代的には戦国時代前から、純三河白名倉は産出され重宝されていました。
純三河白名倉の有効性は人造砥石でも同じ使い方ができます。名倉は単に砥汁を出すだけでなく複数の使い方があり、大工道具をはじめとする刃物類の研ぎ全般を補助するのです。
どれか迷った時はとりあえずどれか一つをお選びください、名倉があると無いでは各段に違います。
名倉で砥石を擦った場合、密着すると吸い付いてしまいます、このような時は、名倉表面に釘などで碁盤目のように溝を彫り、天然砥石への吸い付きを防止します。
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