正行作玄能
馬場正行（まさつら）氏は長谷川幸三郎の元修行した大工道具用の玄能鍛冶で、小刀、釘〆、槍鉋などわずかな機械を使い作り出す品はは技術の高さの証。
長谷川幸三郎氏は昭和の時代に玄能を作らせたら右に出る物はいない銘工、その銘工の下で実際に仕事をを見て来た人は馬場正行氏しかいない。
玄能の焼入れはコークスで適切な温度に過熱され、流れる水に当てて焼きを入れる独特な技法。全鋼製は両面２分５厘の厚みで焼きが入っている。
重さは手作りのため、少し表示より前後する場合があります。
画像は２０１６年春にお伺いした時の画像、舟手型の金槌の製作途中でした。 火造が終わり、玄能づくりの仕事が一区切りついた時でした。
地金に鋼を貼り付けた鋼付玄能も同じく２分５厘の厚み。形作る機械はエアハンマーとグラインダーぐらい、自由鍛造から作り出される多彩な仕上げの玄能は見た目の美しさがあります。作業に合わせてお気に入りを何本かを揃えてはいかがでしょうか。
全鋼製
全体が黒、両端が銀の仕上げで正行の刻印打ちの名が入ります。側面にも軽く焼き入れが施され、側面でも釘が打てる。
全鋼ヤスリ仕上
黒は刻印で正行作だった部分が正行作のタガネ切銘 になり、全体が鑢目の入った銀色の仕上げで、両端はグラインダーの擦り目入りです。
ヤスリ仕上八角玄能
断面八角、折り曲げたようなストレートなラインが特徴、シルバーの輝きが晴れやか。
柄無
- 225g 60匁 13500円 在庫有
- 375g 100匁 入荷未定
- 450g 120匁 18500円 在庫有
- 570g 150匁 19900円 在庫有
- 675g 180匁 入荷未定
- 750g 200匁 24800円 在庫有
鋼付
鋼付は打面に鋼が鍛接されています、手に響かず疲れにくいと言われています。刻印が無くなり、上下に分けて導心斎正行のタガネ銘切になります。
鋼付、木目
木目鋼付は大変高価な玄能です。全体が銀色のいぶし仕上げと、黒い木目仕上げがあり、どちらも縞模様が入ります。
いぶし仕上鋼付一文字玄能
- 入荷未定
いぶし仕上鋼付丸玄能
- 入荷未定
道心斎正行作、千代鶴ケバガケ一文字
- 入荷未定
下記入荷未定
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