TOPページ
>
鉋の研ぎ方
>鉋の先端を当てる
鉋の先端を当てる
画像でわかると思いますが、砥石研磨面と、鉋刃の裏の接している所は真中付近が浮いている事がわかるとはずです。つまり、当たっている所は先端と、カエザキ(裏透きと銘の切ってある部分の境)の所です。
研ぎ上げるのは先端だけで良いのです。
当たっているのは黄緑の点、青い線は砥石面、鉋の裏は赤い線のように反っているのが正常
青い線のように砥石面が凹んでいると、鉋裏の赤い線は先端で微妙に反りあがる事になる。
上のB画像のように凹んだ砥石面で研ぐと、次からはいくら砥石面が平面でも、刃の先端は微妙に反っており、砥石面に着かず、先端を研ぎ上げる事はできなくなる。
鉋裏の反りがなくなったべた裏の鉋刃は、大抵赤い線のように先端は反り上がっている。例え先から0.1ミリでも反り上がっていたら、0.1ミリ浮いていても先端を研ぎ上げる事はできない。
削るのは先端の先端。
無理に研ぎ上げると、次から更に先端の反りあがり(浮き)がひどくなる。
相手は石と鉄、無理に押さえても決して付きはしない。
あるようでない、ないようである先端の先端、ここを研ぎ上げなければ、削り華(鉋屑)ミクロン一桁は望めない。
大工道具の曼陀羅屋について
下記のご購入案内には、
注文方法、所在地、連絡先
などが記載されています。
店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
実店舗を持ち、実際のご来店の方には商品を手に取って頂きお買い物ができるようしています。
大工道具、ご購入案内
↑ 開きます ↑
Copyright (C)1999〜 大工道具の曼陀羅屋
All rights Reserved