大工道具の産地、播州三木の鑿鍛冶で柏の刻印が入る鑿は変わる事無く今に続く家柄、広い工場は多い時は10人で作業していたそうで設備も充実しています。鑿の他に関連する釘〆や剣先など大工道具も作る鍛冶屋さんです。
お伺いした時は三木の令和元年の金物祭りの翌日、お疲れの所申し訳なかったので作業は形だけでもと言うと、変な動きになるのでいつもの作業をしますと、真剣な作業を見せて頂きました。(感謝)
削ろう会に出かけると鑿が並べてあり、使い手とのコミュニケーションを大事にする鍛冶屋さんで、行けば必ず会えますので声をかけると色々と勉強になることを教わる事も出来ます。
私が販売する特殊な鑿も少し改良すると更に使い勝手が良くなる場合、話をすると、次に入荷する時は取り入れて頂けます。
下の方に書いてある「祖父から4代続く鑿鍛冶」は大内さんご自身からのコメントです。
大内鑿さんの過熱の仕方は重油炉とコークスで、新潟の方ではコークスを使うところが多く、大工道具の産地、それぞれの鍛冶屋さんのこだわりや好み、受け継いだ技術で加熱の仕方も違います。重油やガスの過熱は温度を一定に保ちやすく、品質が一定に保ち易い要素の一つです。
開けにくい包み台の鉋刃口やコッパ返しの仕上げ専用の鑿。刃先の厚みが薄く狭い刃口でも使えます。お客様から高い評価を頂いています。
鉋台の包み部分の削り仕上げ専用が鉋台コテ鑿で、ホゾ穴底の仕上げや凹部分の木工作業に適します。包みの巾に合わせて3分(9ミリ)巾。
(くびきりのみ) 床張り鑿とも呼ばれ、柱をこの鑿で欠き取、床板を差し込むための品。本体に余分な出っ張りがない。
家業を継ぐ気はさらさら無く一度は家を飛び出したものの、色々な事情が重なり仕事を手伝うようになり・・・気付けばキャリアも既に30年を越してしまいました。
元々は分業で仕事をしていましたが、現在は私1人で全ての作業(柄付け以外)を行い、全ての作業に自ら責任を持ち、精度・品質の更なる向上に努めています。
セールスポイントは「良く切れ、刃持ちが良く、研ぎやすい」、永年研究を積み重ねてきた熱処理のノウハウで鋼(白紙2号)のポテンシャルを最大に引き出す事と同時に、ギリギリまで加熱温度を低く抑えた鍛造作業をする事で「鋼の硬度に相反した研ぎやすさ」も実現。
焼入れ後の鋼の粒子も細かく均一に仕上がっていますので、刃こぼれも少ないです。
近年は様々な展示会・イベントに出展し、販売店さんやユーザーさんと情報交換する中で「現場の声を反映した製品作り」を心掛けています。
また、一度手に入れた鑿を最後まで安心して使って頂けるよう、修理やメンテナンスにも力を入れています
大工道具の曼陀羅屋について
店主は建具職人歴12年修行し独立して 無垢の家具製作と大工道具の販売の 二足のワラジを履いて25年以上になります。 長崎県佐世保市に実店舗を構え、ご来店の際には商品を手に取ってお買い求めできるようにしております。
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