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鉋台打ち後編
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穴開けと調整
鉋台の反対側の穴は、普通の錐は使えません、鉋台の巾が錐の長さより長いので、ロングタイプを用意しておきます。
ロングタイプの鉄錐は、色々なサイズ店にも置いてありませんので、手に入り安い5ミリのものを使うと良いです。
この事からも、押さえ棒の直径は5ミリが良いでしょう。
長い錐はボール盤では開けにくいので、ハンドドリルを使用します。
裏金の上面に傷が入らぬよう養生しておきます。
裏金の上面にピタリと錐を当て、ドリルを回します。
裏金にぴったり当てる事で、反対側の鉋台の穴のずれもほとんど起こりませんので、後の調整も楽です。
穴の貫通前に木端を下にして、貫通時にバリが出ないようにします。
鉋台に棒を入れます。穴がずれていると、裏金の左右、甘い方が先に出ます。又、鉋刃との密着も悪くなります。鉋刃を使う所まで玄翁でたたき出し、裏金を締め込み、鉋刃と裏刃の間から、光が漏れないか確認します。
穴を修正する時は一度穴を木でふさぎます。(確実です。)
押さえ棒を鉋台の屑黙り内側際で叩き曲げる調整もありますが、使っているうちに、180度回って、余計にひどくなる場合がありますので、回らないように、押さえ棒を棒のコグチ側から、ペンチなどで、歯車状に傷を付け、回るのを防ぎます
裏金の片出は、押さえ棒穴に、スぺーさーを入れて押さえ棒を打ち込む調整方法もあり、確実性が高く、私はこの方法を行っています。
裏金の片出は、耳で調整するのではありません。
耳を曲げて調整するのは、鉋刃裏と、裏金の密着させる事と、裏金を鉋台に締め込んだ時の硬さを調整するためです。
裏金の片出は、押さえ棒の調整で行うの適切です。
大工道具の曼陀羅屋について
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店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
実店舗を持ち、実際のご来店の方には商品を手に取って頂きお買い物ができるようしています。
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