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カシュウセット
保護の目的
- 天然砥石は地中に埋まっている粘板岩であり層をなして体積したものです
- 地中から掘り出されると次第に(何年もかけて)層にそってひびが入る事があります
- そのひびに水がしみこみ、冬場ではその水分が凍り膨張して、割れてしまう事があります
- 割れから守る役割をカシュウで行います、昔は漆(urushi)を塗っていました
- カシュウを塗る事で全体の汚れも落としやすくなります。
- カシュウが手に入らない時は、側面を保護する他の塗料でも構いません。エナメル系やラッカー系など
塗る手順
- 表面が汚れている場合は汚れを洗って良く乾燥させてください
- 側面4面と、下面を塗ります この5面を同時に塗るのが作業は早いです
- 表面に両面テープなどで、天然砥石より小さいぐらつかない程度の木の端材を付けます
- ベニヤ板などに木の端材を下にして砥石を置いて、5面塗り始めます
- 垂れた塗料は、まめに刷毛でふき取ってください 表面周囲にマスキングテープを貼ると良いです 垂れて乾燥してしまったカシュウは、若干染み込んでいるかもしれませんがGCなどの粗い砥石で、擦れば取れます
- 最初に塗る場合は、原液では濃すぎるので、小分け用保管容器に原液を適量入れて、薄め液でサラサラに薄めて塗ります 二度目に塗る手順もありますから、少なめに作ってください
- サラサラに薄めないと付着力が弱いです 又層の微細な割れに入って行かず、カシュウ硬化による層同士の剥がれ割れ防止になりません
- 二度目からはある程度、刷毛で伸びるぐらいに原液を薄めて塗ります 一度目に作ったカシュ液の入った容器に原液を加えて濃度を調整してください
- 塗る回数はお好みでどうぞ
- 回数が少なければ側面、下面の様子をカシュウの塗装面を透かして見ることが出来ます
- カシュウの濃度が濃く、回数も多くなると、ほとんど透かして見れないぐらいになります
- あまり濃い液を塗ると、表面が先に乾燥し表面に縮みが出ますので、注意下さい
- 乾燥中はホコリがしないように、空き箱を上からかぶせると良いです
内容
- カシュウ原液 (実際は赤茶っぽい飴色で、透けて見えます)
- 薄め液250CC容器入り
- 小分け用保管容器
- 刷毛
尚、輸送で飛行機を使う沖縄、北海道などでは陸送や船便に変わりますので、お届けまで時間がかかります。
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